Web開発において、テキストのサイズを適切に設定することは、デザインの美しさやユーザビリティに大きな影響を与えます。本記事では、CSSのfont-size
プロパティの基本から、実践的な使い方までを解説します。
Contents
font-sizeの基本
font-size
プロパティは、テキストのサイズを指定するためのCSSプロパティです。値の指定方法には以下のようなものがあります。
絶対値(px)
p {
font-size: 16px;
}
ピクセル単位(px)は、絶対的なサイズを指定するため、デザインが固定される場面で使いやすいですが、ユーザーの環境によるスケーリングの影響を受けません。
相対値(em, rem, %)
/* em - 親要素のfont-sizeを基準にした相対サイズ */
p {
font-size: 1.2em;
}
/* rem - ルート要素(html)のfont-sizeを基準にした相対サイズ */
p {
font-size: 1.2rem;
}
/* % - 親要素のフォントサイズに対する割合 */
p {
font-size: 120%;
}
上の3つとも相対的な大きさが1.2倍になります。
ビューポートに基づく単位(vw, vh)
h1 {
font-size: 5vw;
}
ビューポート(画面に映っている部分)の幅(vw)や高さ(vh)に対して動的にサイズを調整することができます。
100vw,100vhで画面と同じ大きさになります。
font-size; 100vw:で画面いっぱいに一文字が映し出されます。
2. font-sizeを適切に設定するコツ
remをベースに設計する
rem
はルート要素(html)のフォントサイズに依存するため、全体のスケールを一括で調整しやすくなります。
html {
font-size: 16px;
}
p {
font-size: 1.2rem; /* 19.2px = 16 × 1.2 */
}
メディアクエリでレスポンシブ対応
デバイスの幅に応じてフォントサイズを変更することで、可読性を向上させることができます。
body {
font-size: 16px;
}
@media (max-width: 768px) {
body {
font-size: 14px;
}
}
横幅が768pxの画面の時はフォントのサイズが変わります。
クランプ(clamp())を活用する
clamp()
を使うことで、最小・最大サイズを設定しながら、可変サイズを指定できます。
p {
font-size: clamp(14px, 2vw, 18px);
}
この例では、フォントサイズが14px
以上18px
以下の範囲で、ビューポート幅(vw)に応じて調整されます。
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3. まとめ
font-size
の設定は、ユーザビリティやデザインのバランスに直結します。固定値(px)ではなく、rem
やclamp()
を活用することで、柔軟なレスポンシブデザインが可能になります。適切な単位を選び、可読性とデザインの調和を意識しましょう!
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